置かれた場所で咲けなかった、外では就職できなかったニートの記録
置かれた場所で咲きなさい。
という有名な言葉がある。
でも、置かれた場所があまりにひどくて、根も伸ばせずに枯れゆくばかりの時、私たちはインターネットという風を使って綿毛を飛ばすことができる。
自分のわたげを、今いる自分の場所から遠くへ。
新しく落ちた場所で、インターネットの海の上で、私たちは新しい花を咲かせることができるかもしれない。
もしかしたら、インターネットの海の上にあるちょっとした孤島のひなたの方が、今あなたが頑張って咲こうとしている荒野よりも居心地がいいかもしれない。
これは、そういう記事だ。
わたしと、置かれた場所からわたげを飛ばした妹
私はWEBライターだけども、パソコンに向かって文章を打って、それがお金にならないことも結構ある。今はライターとして働いているが、もっと前は完全なニートだった。
社会的に働いていない。役割を果たせていない。それってとっても心に色々とのしかかってくるもので、潰されそうな時期もあった。
自室の、真っ白な壁に押しつぶされそうだった。きれいな黄色のカーテンを引いて、朝日を部屋に入れるのが怖かった。朝がくるのが嫌だったし、目が覚めたら死んでいないかな、といつも思っていた。
猫になりたかった。
植物になりたかった。
何か自分とは違うものになりたかった。
そんなときに家族が言った。
「いいじゃん焦らなくても」
栗毛のショートカットの妹は、声変わり前の少年みたいな声で明るく言った。
二人でカップラーメンを食べながら過ごす午後。インスタントで、安っぽくて、でも二人で食べるラーメンはおいしい。
「お姉ちゃん焦って色々やるから逆に失敗するんじゃないの?」
在宅でイラストレーターを営む妹は、社会一般的に見てそれなりに成功者である。
そんな彼女も、二年間ぐらい初仕事までニートをしていた時期があった。ニートと言うか、ずっと絵を描いていたのである。アルバイトとか一切せずに、ひたすら絵を描いて、そしてイラストレーターになった。今は某大手の、誰もが知っているようなレーベルの表紙絵なんかを担当している。大躍進だ。
そんな妹が、私に言う。
「得意な事ずっとしてればなんとかなるんじゃないの?」
妹は成功者である。成功者というものは、根拠なく成功体験を元に、他人も成功できるものだと励ます傾向があると私は思う。
常に失敗と、挫折ばかりを味わってきた私は、そこまで楽観的にはなれない。
いろいろな場所で失敗した話
わたしの挫折の話をしよう。
花には、咲くべき場所がある。日当たりのいい場所が好きな花もいれば、日影が好きな花もいる。
もっというなら、水底を愛する植物だっているだろうし、冷たい場所が大好きな植物だっているだろう。
わたしは、世間一般の「たくさんの花」――みんなが居心地がいい空間が、合わない花だった。
それに気が付くのに、ずいぶんと時間がかかってしまったように思う。
わたしは、例えるなら多分日当たりのいい場所が過剰に苦手な苔だった。
太陽に当たると燃え尽きるレベルである。にぎやかな教室よりも図書室が、図書室よりもたった一人の屋上が好きなタイプだ。
それなのに私は、「教室でにぎやかに騒げる人」にあこがれて、接客ばかりを経験してしまった。
ブライダル、スマートフォンショップ、教室インストラクター、飲食店……どれもだめで、私の精神は『仕事ができない』ことであっさりとぺしゃんこになってしまった。
接客に大きく失敗したわけではない。寧ろ、お客様相手に物凄く気を遣ったため、お客様からの反応や受けは良かった。ショップでも話しかけてくれる常連さんができたし、そこそこ外面の武装は上手くいっていたように思う。
でも、お客様に過剰に気を遣って接客し続ける事が、私の精神をすり減らした。
常に背後から銃口を向けられていて、何か失敗したら撃たれるような感覚でいた。
そんな状態で毎日過ごしていたら鬱になった。
結果、外に出る仕事を諦めることにした。
『仕事選び』に失敗しないために
今の時代、仕事で苦しんでいる人は多い。接客で心をすり減らし、或いはプログラミング等の作業で悲鳴を上げている。仕事にやりがいや、自身の居場所としての意味を見いだせている人ならば多少苦しい仕事でも問題はないと思う。
でも、「自分は何故こんな事を毎日やっているのか」「自分の居場所がこの会社にはない」と感じるのならば、それは置かれた場所から綿毛を飛ばすべき時なのかもしれない。
今、インターネットという風は、世界を巡っている。
そこに、自分の一番得意な事を乗せて放ってみよう。
例えばプログラミングだとか。イラストだとか。
あなたが何もスキルがないとお嘆きなら、それこそライターはどうだろうか?
多少努力はいるだろう。分かりやすい文章を心がけるだとか、正しい日本語にするだとか。でも、その技術的な事を学びながら、自分の思いを、経験を発信することはきっと楽しいはずだ。
苦しい経験を発信しても、誰かの共感を呼ぶはずだ。
もしかしたらそれが、次の仕事に繋がるかもしれない。WEBライターという仕事に。
置かれた場所で咲かなくてもいいのかも
置かれた場所から人間は離れられなくても、飛ばした綿毛は世界中で花開くことができる。世界中で仕事ができる。
最も、そんな、世界で花開いている人なんて数少ないんだけども。
ささやかでいいのだ。わたしの場合は、自分の飛ばした文章という綿毛が、ネットの海を漂って誰かの目の前で一輪咲いてくれたら、それでいいなと思う。
ああ、あの花きれいだな、と一瞬目に留めてくれた誰かがいたなら。
きっとそれだけで、ものを書く人間って、もっと拡大解釈するなら、ものを作る人間って、生きていけるような気がする。
そしてそこからお仕事が来たらもっと最高なので、何かお仕事のご依頼がありましたらメール(hanaehimari.work◎gmail.com)よりご連絡ください。よろしくおねがいします。
俗物な締め方をしてしまったけれど、人間は心にも栄養が必要だが、体にも栄養が必要だ。これを見ている皆様も、自分向きのお仕事を頑張って探して、おいしいごはんをいっぱい食べて生きていこう。
知世ちゃんとさくらちゃんみたいな関係の友達と一生添い遂げたい百合もどき実録
こちらの記事を読んで、私の実録百合の話を誰か聞いてくれ、となったので、突発的に書いた。
「相手の笑顔のために身を引く」知世ちゃんと、さくらちゃんの関係になんとも言えない桜色の美しさと儚さを感じたが、私はどうやら知世ちゃんにはなれそうにないのでその気持ちの吐き出しである。
考えさせられた素敵な記事はこちらより。
この記事は、もう何ていうか、同性の『大好きな人』と結婚したい話を赤裸々に書き綴った記事である。
ただし恋愛の話ではない。
全て実録、ノンフィクション百合もどき。本人(仮名:るーちゃん)にも掲載許可を取っている。
前座:異性との結婚の話
大学を卒業して数年経つと、女性には必ずと行っていいほど訪れるイベントがある。
結婚。或いはそれに伴うお見合い。うーん面倒くさい!でも経済力のない男女には結婚は不可欠、……と、親世代は考えるわけで、お見合い話を次々と持ってくる。持ってきてくれる、おそらくは思いやりで。
かくいう私もお見合いのおすすめを受けまくる二十代女だ。
ただ、上手くいかない。何回か親のすすめでお見合いをしたが、どれもなかなか上手くいかずにため息が増える日々だ。きれいに着飾って、年上の男の人の前でにこにこする。愛想笑いを振りまいて、家に帰ってきたときにはぐったり疲れている。
男の人と一緒にいるのって、とっても緊張してしまう。女子校、女子大と女子しかいない空間で育ったせいで、異性というだけで異星人なのだ。ダジャレじゃなくて。別の星の生き物みたいに思えてしまう、不思議だ。同じ人間なのに。
家で飼ってる猫との方がよほど気持ちが通じ合うように思える。
私が、きれいな赤だなあと思うものを、この人も同じように見てるんだろうか?と不安になる。そういうことってないだろうか。
自分が楽しくても、相手は楽しくないだとか。心が見えない、感じ取れないな、と感じる。私は女の子ばかりの空間で育ったので、女子の気持ちには比較的敏感で手にとるように分かったりするのに、男の人はまるで分からない。
こんな分からない生き物と、一緒に何十年も暮らしていけるんだろうか?と思ったりする。
母は、仕事は忍耐だし、結婚も忍耐と妥協だと言った。……ではどこで息抜きをすればいいんだろう?長い人生の中、これからずっと息継ぎもなしに水泳をするようなものになるんだろうか?
家では呼吸をしたい、できればあなたと呼吸がしたい
仕事が我慢なら、せめて家では深呼吸をしていたい。息を吸って、吐いて、お互いにぐちを言い合ってすっきりして、一緒にご飯を食べたらにこにこできるような。そんな相手欲し……いやうん……
はい。
私にはそう思える相手がいる。います!
花依「わたしさ、るーちゃんといるのが幸せだからるーちゃんと結婚したい」
るーちゃん「私も君と結婚したいよ普通に。一緒に住もうよ」
花依「ご飯作りながらライターやるね」
るーちゃん「じゃあ私仕事行ってくるからご飯よろしくね!」
普通の会話である。でも別に付き合ってないんだなあこれが。
多分彼女が異性だったら即入籍していたし、一瞬で結婚していたと思う。
なんでかっていうと、一緒にいて何の気負いもなく楽しいから。
そばにいるとすごく安心して安らげるから。
結婚するに足る理由じゃないですか???
ちょっと説明をしよう。彼女は私の、少し特殊な友人である。
私達の関係は特殊だ。
付き合いは六年ほど、私が学生で、彼女が社会人のときに出会っている。最初は好きなゲームの話で意気投合して、仲良くなった。
同じゲームを遊んでいて、出会って、仲良くなって、次第に通話を毎晩するようになって……この辺りで何かちょっとレールがずれた気がする。
なんとなくほぼ毎晩通話をした。気がついたら数年継続していた。毎晩通話。
ほぼ毎晩。
毎晩だぞ????
でもそれがほぼ重荷じゃない。
毎晩話していても会話のネタが尽きないのだ。案外口下手な私なのに。彼女もコミュ強というわけでは全然ないけれど、なんとなくテンポが合う。
今でもお互いがなにもない日は必ず終日ディスコ*1を繋いで話しているし、だらだら喋りながらオンラインゲームをしている。一緒にアマプラ*2でアニメや映画を見て、リアルタイムで感想を共有しながら互いに趣味のMMDをやったり、レジンをやったりしている。
嫌なことがあった日は彼女に甘えて、話を聞いてもらう。彼女がつらそうなときには話を聞いてあげて、うんうんと共感する。お互いの好きな本や、映画をおすすめしあって、感想を言ったり言われたりする。
趣味がずれることが殆どない。
本当に、彼女が男なら一瞬で結婚していたと思うんだ。
ただ、これが重要なのだけれど。
恋愛感情らしきものはあまりない。うん。ここが大事なのだ。
相手に独占欲はあるが、性欲は覚えたことがない
これ。るーちゃんが他の人と結婚したらどうしよう、とたまに思う。
いや、寧ろ結婚しちゃったらその先は寂しすぎて考えないようにしている。気分はぷるぷる震えるうさぎである。
今は彼女は私が一番好きだよーと明言してくれている。女友達の「一番好き」を信じるなよって?いやまあそうなんだけども。
でも、彼女と私の場合はちょっと違うのだ。
お互いに「なんか友情から私達ちょっとはみでてるよね」と言い合った仲である。違うんだ。
るーちゃんも、私にしょっちゅうお見合い話が来ているのを聞いて、たまに何となくふわっと不安そうにしている。ように思う。というか、独占欲はあると明言していたので多分そうだろう。たぶん。
だが、多分お互いに性欲はない。肉欲はない。相手とセックスはしたいとは思わないということだ。そこが多分ちょっと、一般的に布教されている百合とは違うところだと思う。
大事にしたいし、寂しいときにはくっつきたいし、こんなに趣味が合う人は他にいないんじゃないかと思うし、日本に友達婚とかいう婚姻と同等の価値がある結婚制度があったら絶対結婚している。六年そばにいて、これほど大事な人は他にいないんじゃないかとは思う。
でも、恋愛じゃない。不可思議な女同士の関係だなあと、今日もまた思う。
これはラブレターかと思ったけど、多分ディアレターである
これを読んで、「それは百合(恋愛的な意味で)だよ」と言う人もいるだろう。
「いや、それはただ仲のいい親友の関係を錯覚してるだけ」と言う人もいるだろう。
でも、多分結論的に、どっちでもないのだ。
恋愛でもないし、友情にもなりきらない。ごく普通の友達は相手にここまで強い独占欲を持たないんじゃないかと思う。大事な人が取られてさびしいな、とは思っても、「相手が結婚しちゃったらどうしよう(真っ暗どん底に落ちていく感覚)」とかにはならないんじゃないかと思う。
ただ、恋愛というものはイコールかなりの確率で性欲に結びつくものであって、恋愛だとか、百合だとか言われてもちょっと違うような気もする。
最初、るーちゃんに私達の記事を書くとき、「きっとこれはラブレターになるよ」と私は言った。
でも実際は違った。
これって、多分ディアレターである。親愛なるあなたへの気持ちを書いた記事。
外国だとMyDearと表すべきなんだろう。
ちなみに、私が『ラブレターみたいな記事書くよ』と言ったとき、るーちゃんはこう言っていた。
「わたしも読みたいわ」
普通に読みたいと言われて当たり前のように流したが、女友達でこういうこと言って言われて平気な時点でちょっとあれなような気がしている。
私の親愛なる大事な人へ、どうやら私は今日もあなたが好きである。
これが恋愛なのか、友情なのか、なんなのか、名前を付けなくてもいいような気はしている。
私があなたのことが大好きであることに、代わりはないのだから。
*1:Discord。無料の通話アプリ
*2:Amazonプライムビデオの略。色々とお得なサービス
耳を塞がないイヤホン、ambieに惚れ込んだ話
とんでもなく惚れ込んだので語りたい。語らせてくれ。この間ambieというイヤホンを買いました、イヤホンというか正確にはイヤカフなんですけど、とにかく買ったんです。これがすごい。耳を塞がない仕組みだから耳に不快感がない、自分の息づかいやタッチノイズがない。素晴らしい。
ambieってなに?
ここまで語っておいてあれなんですが、わからない方に一応説明を。ambieは、耳を塞がないタイプの新しい形のイヤホンです。耳の後ろにちっちゃいスピーカーを浮かせて音楽を聴く感じ。
商品名がイヤカフというのでわかる通り、イヤカフとして耳を挟むタイプのイヤホンになります。耳の形に寄っては痛みがあるらしいですが、幸いにも私はそういうのはありませんでした。耳たぶの上の部分が薄い方にはおすすめできるかな?と形状を見て思います。逆に、耳に大きく凹凸がある、耳が肉厚、という方には向かないかと。
音の感じは軽いです。スマホとかから直に音を出して、それを耳の後ろに当てると近い感じかなあ……と。
そのambieがとんでもなく素敵な、私にとってはとてもよい商品だったという話。
というわけで、色々試してみました。
付けっぱなしで、外に出たり家事をしたりしてみる
すごい……付けてることを忘れる自然さ。音楽が常に日常と共にある感じ、素晴らしい。ただ、流石にキッチンにあるちょっとうるさめの換気扇とか、大きな車の音には音が負けちゃいますね。ただ、ある程度静かなところに移動すればちゃんと鳴ってるんだなと分かる。絶妙なバランスです、好き。ピアノ曲なんかを主にかけてるんですが、ピアノの音は比較的綺麗に聞こえます。試しにロックサウンドなんかも聴いてみましたが、やっぱりドラムの音が軽いかな?と感じます。音質重視な方には向きませんが、聞き流しで平気な方には素晴らしいイヤホンとなるでしょう。
つけたままごろごろしてみる
フィットしてます。完璧に。仰向けになってもゴムの絶妙な滑り止め感で首から落ちない。服がニットのハイネックを着ていたからかもしれませんが……。勿論イヤカフもずれません、音楽は鳴ってる。ごろごろし放題、寝ながらdiscord、寝ながらSkypeなんかにもいいんじゃないでしょうか。
つけたまま睡眠してみる
私、イヤホンというものが基本苦手なんです。耳を塞ぐのと、自分の息が聞こえたりタッチノイズでがさごそしたりするのが気になってしまって、とてもじゃないけどイヤホンつけて眠れたりしたことがない。
そんな私が、イヤホンをつけて眠るという体験ができました……。アンビエントをかけながら、うとうとと、次第にぐっすりと。耳を塞がず、耳につけているという感覚も薄く、優しい音で音楽を鳴らし続けてくれるambieと添い寝ですよ。まじで素晴らしい。
色々試して総評
楽しいイヤホン、基イヤカフです。日常に音楽を、というコンセプトに沿って作られているせいで、付けていることを忘れますし、ナチュラルに日常にBGMを付けることができます。
利点としては、
・耳を塞がない(閉塞感が全くない)
・付けているのを忘れる(個人差があります)
・音楽をさりげなく日常に取り入れられる
・カナル型イヤホンが苦手な人でも付けられる
この辺りでしょうか。この辺りのポイントで、「おっ」と思ったあなたは、買ってみると良いかもしれません!いざ、ちょっと変わり種イヤホンambieと一緒にNO MUSIC NO LIFE!
ゆるふわ物書きが勧めるテキストエディタ(Windows、Mac両対応)
物書きに必要なもの、それはなんといってもテキストエディタ!わたしも物書きとして数々のテキストエディタと触れ合ってきましたが、その中でもお勧めのものを数点書いていこうと思います!OSに囚われず、基本的にどんなところでも使えるものと、AndroidやiPhoneで使えるものをご紹介。それでは行ってみましょう。
PCで使えるテキストエディタ
まずはパソコン編!主にブラウザで使えるものを記載していきます。主にChromeの拡張機能と、Webサービスをご紹介!
Writebox
以前の記事でも紹介しましたが、これは素晴らしい『白い紙』です。まるで自分で紙を選び、ペンを選んで文字を書くように文章を書く事ができます。何が素晴らしいってそのカスタマイズ性!フォントの大きさ、フォントの種類、背景の色を変更することが可能で、文字数カウント機能がついています。ネットワーク上に存在するWebサービスのため、MacからでもWindowsからでも利用する事ができます!素晴らしいですね!ぜひ使ってみましょう!
Calmly Writer
こちらはChromeの拡張機能アプリであり、Webサービスも存在するWriteboxの類似品です。こちらは文字の間隔、文字数は少ないですがフォントの種類の調整、背景色の変更などもすることができます。ついでに言うとこれが素晴らしいのですが、打っている所を自動ターゲットしてくれるフォーカスターゲット機能なども使うことができます、素敵!文字数、ワード数、読むのに何分掛かるのかもカウント可能な素晴らしいアプリケーションです。少し前まで、日本語で打つと冒頭の空白が半角になる不具合がありましたが、そちらは修正されています。
Papier
こちらもChromeの拡張機能です。新しいタブを開くと新しいタブの画面がタイピング可能な画面となります。背景色、文字などを変更することが可能で、マークダウン形式で記述する事ができます。文字数カウント機能も搭載!
スマートフォン編
続いてスマートフォン編に行きましょう、iPhone、Androidと一つずつ紹介していきます。
JotterPad
Androidアプリからのエントリーはこちら!小説を書くのに有名なJotterPadはなかなか優秀です。DropboxやGoogle Driveとの連携機能や、色を変える機能、文字数カウントなど大体の機能は揃っています。また、フォルダ分けができるので、同じ種類のテキストをまとめて整理するのにも便利!
AndroidタブレットやChromebookなどでも使える便利なテキストエディタ、Android時での執筆にどうでしょう?例えるならまるで濃厚ガトーショコラ、小説をライティングするのに必要な機能がぎゅっぎゅと詰まっています!
IA Writer
iPhoneアプリからのエントリーはこちら!こちらも有名で高機能なエディタですね。フォーカスターゲット、分かりやすいUIと見やすい文字数カウント機能、日本語での入力も最近改善されて使いやすさも増しています。背景色のダークモード、入力補助機能なども充実しており、大変使いやすい仕上がりになっています。例えるならまるで王道の滑らかクリームショートケーキ!王道機能がばっちり詰め込まれたテキストエディタです!
つまりどういうことなのか
魅力的なエディタは多いですが、それぞれを使いこなしてライティング生活を便利にしましょう!どれか一つに絞らなくても、全部使ってdropboxやGoogle Driveなどで共有するのもアリですしね!
ゆるふわ物書きが勧める執筆お役立ちツール8選(Windows、Mac両対応)
小説家になりたいとまではいかなくても、なろうやカクヨムなんかで小説を書いている、或いは二次創作ライターだ!というあなたに便利ツールをいくつかご紹介します。Web上で物書きとして十年ぐらい文章を書いてきた私がおすすめする8選!一回こういうのをやってみたかったんですよ!
Webサービスからアイデア出し、アイデアの整理、お話を作るところまで。ツールを網羅してちょっぴり便利な小説書きライフを送りましょう。
これを縦横無尽に使いこなして最強の文字書きを作ろう!君こそが最強だ!
Web上で小説を書いたり練ったりする時に使えるサイトさんたち
タロットプロット
あ な た が 神 か。タロットを引いて、登場人物たちの葛藤やら、乗り越えるべきものやら、はたまたどんな登場人物がどんな理由を持ってそこにいるかなどをさくっとタロットで出してくれるツール。偶然に任せて面白い物語ができるかもしれない……という夢あふれるツールです。ここでさくっとタロットを引いて、気に入った所だけ採用!みたいな使い方もいいですよ。例えるなら町中歩いてたりすると隕石がぶつかってくるぐらいの確率でいる「あなたの運命はこうなるでしょう……」って言ってくる占い師です、あれって好きな所だけ信じたりするよね。
WorldType
世界観の設定を詰めるのに使える便利ツール、WorldType。世界観と登場人物を重点的に詰める事ができます。そりゃあもう便利、登場人物を詰める時に細かな質問やら、まるで性格診断のような項目やらあるんですが、埋めていくだけで大体キャラクターの概要ができちゃうんですよね。世はキャラクター小説時代!魅力的なキャラクターと魅力的な世界観を作ってみよう!自分の性癖が見えてきたりするかもしれません、怖い怖い。
Nola
Nola。プロットの設定から、登場人物の作成、世界観の設定、小説そのものの執筆まで無料でできちゃうすごいツール。小説を書くためだけに生まれてきた生粋純粋エディタツールです。なんだお前は。まるで完璧に整えられた万年筆のような、暗殺専門に育てられた暗殺者キャラのようなムダのない仕上がり。この美しい万年筆を使いこなせるかどうかはエディタを開いた人の力量次第ではありますが、小説を書くのには素晴らしいツールだと思います。
語源図鑑
よく使う語源サイトさんです。ファンタジー系の名前を付ける時とかに使う使う。ここで色んな意味の言葉をサクッと調べて、出てきた言葉を登場人物やら、町の名前やらにするわけです。管理人さんがとんでもない知識量の方なので、大体の言葉はあります。ありすぎるくらいにあります。君もBABEL~世界の言葉~さんにアクセスして多言語の虜になろう!ファンタジー系世界の名前をつけたくなること間違いなし!
直接小説とは関係ないけれど使えるWebサービス
小説とは関係ない……わけではないけど、あまり小説とは関係のないサービスたちです。主にテキストサービス、それからちょっとアイデア出し用のサービス。応用すれば小説書きに使えるよってだけですが、なかなかいいサービスたちだと私は思っていますというか普通に秀逸なサービス。使おう。ぜひ。全力で使ってみましょう、私と(恐らく)サービスを作ってくれた素晴らしい神様のような方々が喜んでくださると思います。
Writebox
例えるなら真っ白い紙。ただ、この紙すごいんだぜ。文字数カウントツールがついてる。背景色変更ツールと、文字色変更ツールと、フォント変更ツールもついてる。完璧な白い紙です。つまり、自分の思うままの文字色とフォントと文字の大きさで、思うままに文字数カウントしながら文字が書けるというわけです。理想的。ついでにオートセーブ。なんだこの家事育児完璧休日にはちょっとしたドライブに連れて行ってくれてでも妻と娘が疲れないうちにお家に帰る完璧夫みたいなツールは。
いたれりつくせりです。かゆいところに手が届きまくります。ぜひ使いましょう。
DYNALIST
無料で無制限のアウトライナーです。Workflowlyと違うところは、一気に複数のアウトライナーを使える所。こんなツールを待っていた!ありとあらゆる作品の構想を練るのに使える最強アウトライナー。Webからも開ける、ついでにアプリもある。スマホでもパソコンでもタブレットでも構想を練り放題!どこでも構想が練れる!小説が書ける!私は愛用しています。これがあると執筆が捗ります。バッグにいつも忍ばせられるメイクアップツールみたいなものです、これさえあればどこでも私の部屋!
Milanote
超創作向きの自分専用ホワイトボード。URLから、イラストから、勿論テキストまで、付箋のようにぺたんぺたんと貼り付けてアイデア出しができます。自由度が高いので、構想やアイデアを練るのには最適。白い画用紙を前にして、今から何を書こうかなーってワクワクしてる時の気持ちを思い出させてくれる最高なツール。使いましょう。
Listband
これは実は小説を書くためのツールではない。じゃあ何故ここにあるのか。それは作業用BGM作るのにぴったりなエモエモサイトだからだよ!このサイト、Twitterアカウントで認証してYoutubeの音楽でCDを作れます。C D を 作 れ ま す。二面合わせて72~74分ぐらいだった気がするんですが、とにかくCDと同じだけの長さのプレイリストを作ることができるサイト。敢えて一時間きっかりのを作ってタイマーにするもよし、CDと同じだけぶちこんで長い作業用BGMにするもよし。とにかくこの、CDと同じなのがなんとなくエモい。作業用BGM作るのに使ってます、小説でアイデア出しの時とかに使えるぞ!
つまりどういうことなのか
執筆の作業はつらいものです。それはもう辛いです。ああこんな時に頼れるアシスタントがいたらなあ……。そんな時に使えるのがこのツールたちなのです!彼らは頼れるアシスタントそのものではありませんが、あなたの空想を具現化する時に必ずや役に立ってくれるでしょう、私もいっぱいお世話になってます!
皆さんの執筆ライフが少しでも幸せになる事を願っています、ゆるふわな部屋の片隅より。
ゆるふわ引きこもりライターの家にいながらにしてお金を貰う方法
こんにちは、ゆるふわ引きこもりライターの花依ヒマリです。今日は端的に、お金の稼ぎ方に関してお話しようと思います。ただ、この記事には稼げるノウハウとかは詰まっていません。これは、ただ単に、今、この瞬間、初心者ライターになりたい方の背中をどんと押すための記事です。ライターになりたいけどどうしたらいいか分からない、そんな方のために捧げる記事です。
これを読んで一歩踏み出したら、今日から君もライターだ!
- 基本的には外に出た方がいい
- インターネットを最大限に活用しよう
- クラウドワークスやランサーズに登録しよう
- タスク形式を三件ほど受注したら初心者歓迎のプロジェクト形式を受けよう
- つまりどういうことなのか
基本的には外に出た方がいい
初っ端からこういう事言う~。でも本当です。
基本的には外に出た方がいいです。効率的に外に出た方が楽に稼げます。アルバイトでも、パートでも。在宅でやるより外に出た方が圧倒的に効率がいい、これは数々の場所で働いてそしてあえなく上司と仲が悪くなったり同僚と上手くいかなかったりして辞めまくった花依が言うので間違いないです。なので、外に出る気力がある貴方、外に出た方がいいやと思っている貴方には外に出て働く事をおすすめします。
でも家から出たくない、出られない。
これ!!恐らくこれを読んでいる貴方はこれなのでは?何か事情があるのかもしれません、病気だったり、鬱だったり。外に行けない事情が。それ、とても良くわかります。とてもとてもわかります。
というよりも、恐らくちゃんと外で働こうとしてやっていける人はライターとしてやっていこうなんて思っていないでしょう。どこかで聞いたこんなフレーズ、「まだ東京で消耗してるの?」なんて言葉がありますが、ライターはそんな良いものではありません。外で働こうとして、頑張って頑張って、でもだめで、家でお金がちょっとでもほしい。とりあえず最初は1000円でもいいからほしい。そんな人に捧げるこの記事です。
インターネットを最大限に活用しよう
あなたが今使っているパソコン。これを今日から飯のタネにしましょう。これで文章を書いて稼ぐのです。1ヶ月に最初は1000円でもいい、稼ぎましょう。ちょっとでいいんです、ちょっとずつでいいんです。あなたの両手にはお金を稼げる力があります。私にだってあったんです、あなたにだってきっとあります。何のスキルがなくたって、文章を書く事がちょっと得意なら、ライターとしての道は開けます。
クラウドワークスやランサーズに登録しよう
王道ですね。クラウドワークスやランサーズに登録する事が、まず最初の一歩です。ライターとして最初の一歩を踏み出そうとしているあなたには、まだ実績がありません。経験もありません。そんなあなたがどうしたら稼げるのか、一円でもお金にできる文章を書く事ができるのか。それを手助けしてくれるのがクラウドワークスと、ランサーズです。他にも色々なサイトがありますが、それは割愛します。さあ、その文章を書く力を今すぐお金にしよう!
まず最初は、タスク形式のお仕事を受けましょう。「これだけ書いたら100円あげます」みたいな安い案件で構いません。まずは、最初の一歩を踏み出す事が大事だからです。そうです、読んできて気づいたと思いますが、この記事はあなたがライターになるための、心理的ハードルを下げるための記事です。
「もし、だめって言われたらどうしよう……」「お金になんて全然ならなかったらどうしよう、10円も稼げないかも」
そんな事ありません!ライターを始めた月からでも、5000円は行ける!5000円あったら十連ガチャ回せますよ、十連ガチャ!
タスク形式を三件ほど受注したら初心者歓迎のプロジェクト形式を受けよう
ここからがスタートです。ここからが、あなたの文章がお金に変わる瞬間です。クラウドワークスやランサーズには、初心者歓迎の記事作成の依頼が結構あります。それを選んで、受注してみましょう。丁寧に教えてくれるクライアントさんも多いです。ちゃんと報連相をして、連絡を取りながら一件目の納品を終えられる頃には、あなたも少しだけ慣れているでしょう。これでお給料がもらえるのかな?という不安な気持ちと、これで大丈夫なはず……という気持ちの間で揺れ動いていることでしょう。クライアントさんに教えてもらった給料日まで、そわそわしながら待ちましょう。
そしてお給料が入ったその日には、あなたも立派なライターです!
つまりどういうことなのか
とりあえずランサーズやクラウドワークスに登録して、簡単なお仕事を受けましょう。それが終わったらちょっとむずかしいお仕事を受けましょう、それであなたも立派なライターです!猫ちゃんのように目を皿のようにして自分ができる案件を探しましょう。ゆるふわ引きこもりな花依でもできたステップ、あなたならきっとできます。できるーできるー君ならできるー。
この記事で背中を押されたという方がいたらとても幸せです、貴方の夢に向かって、ぜひ一歩を踏み出してみてください。